図らずも自民党の台所事情が露呈してしまった。
今度の衆院選挙で福岡1区に自民党は、ホリエモンに出馬を打診したようだ。まだ、正式にホリエモンが了承したわけではないが、改革の旗頭にホリエモンを選んだのだろう。
ただ、ホリエモンのいうところの規制緩和と自民党の改革路線の方向性が同じかどうかは甚だ疑問。
モノづくりではなく、M&Aによる拝金主義で肥大化したライブドアのやり方がニッポン再生プランに合致するするとは到底思えない。
自民党は福岡1区は新人の富永泰輔氏(30)が立候補を予定していた。ところが、12日、出馬を辞退してきた。理由は「個人的理由」として多くをかたらなかったが、富永氏は前回の衆院選で、民主党の前職松本龍氏(54)に 92969 対 53611 の大差で敗れていた。
自民党公認候補がいないなか、急きょ白羽の矢が当たったのが福岡出身のホリエモンであることは明らか。
ま、ビジネスに忙しいホリエモンが十中八九要請を受けることはないと思うのだが。
仮にホリエモンが議員になったとしたら、郵貯の230兆円を外資に解放するようなことに加担するのだろうな。リーマン・ブラザーズには恩義があるから。
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