大魔神・佐々木の引退試合でバッターとなった清原。
その時、涙で目を潤ませながらバッターボックスに立ち、三振で佐々木引退の花道を飾った。ベンチに戻っても涙は止まらず、佐々木引退を自分のことと重ね合わせていたのではないかと思われていたが、それが現実のものとなろうとしている。
13日、左ひざ痛から1軍登録を抹消され2軍で治療に専念することになったようだが、もはや逆転優勝の可能性を断たれ、若手にシフトする中で、清原の役目は完全に終わった、と見ていいだろう。
清原は去年、球団から戦力外通告を受けたが、4年契約の最終年である今期に賭け、最終的に残留を勝ち取った。
その心意気を「泥水をのむ覚悟」と表したが、打率は2割1分2厘、と規定打席数バッターの中では最低の数字。
去年、引退か残留かで迷っていたとき、楽天で最後の花道を飾ったほうがいい、と書いたがボロボロになっても野球を続けたいのなら、来期は楽天という最後の選択もある。
楽天としては集客が図れる花形選手は欲しいはず。
清原の影に隠れて目立たないが、桑田とて状況は一緒。
K.Kコンビ37歳。入団こそ別々の球団だったが、最後は2人そろって仲良く巨人退団は濃厚だ。
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