JR西日本が提供する関テレの人気番組「走れガリバーくん」から同社の広告が、尼崎の脱線事故以来姿を消している。この間、公共広告機構のコマーシャルがずっと流れている。
阪神大震災の後も当分、テレビから民間の広告が消えたが、「走れガリバーくん」の場合は、3カ月が過ぎた現在も再会のメドが立っていないようだ。これだけでなく、駅の構内のポスターもずっと自粛ムード。
そこへ助っ人として登場したのがJR東海。JR西管内の岡山、倉敷観光を売り込む「のぞみで西へ」キャンペーンを始めた。
鉄道会社にすれば、ライバルは航空会社。それに対抗するために利害が一致したようだ。
JR西にすれば、合同慰霊祭を一区切りに考えているのかもしれない。でも、10月からは広島を宣伝するようだから、最低1年は自粛する覚悟かも。
ただ、全員の補償問題が解決するまで広告を自粛するなんて考えているとも思えない。
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