これも、ネット時代の新犯罪とでもいえるのではないだろうか。
逮捕された男(36)は人の口を押さえて、苦しみもがくのを見て興奮する異常性欲者だった。02年に通行中の中学生ら6人の口を次々とふさいだ傷害罪などで懲役10月の判決も受けていた。
この男が次に欲望をスムーズに遂行できる方法として着目したのが自殺サイトだった。元々死にたがってるんだから、殺しても罪の意識は薄い。むしろ、自殺の手助けをして、自分の性的興奮を満足させることができるのだから、まさに一石二鳥だ。
今年2月、河内長野市の河原の土中から発見された女性の遺体の身元が判明したことから、一気に事件の解明に繋がったようだ。
元々女性は病気のために家にいることが多かったが、行方不明となり捜索願が出されていた。女性のパソコンの通信記録から自殺サイトで知り合った犯人を割り出したようだ。
この手の性犯罪者は、一種の病気だからいくら刑務所にぶち込んだところで、再犯の可能性は極めた高い。
無期懲役にすると共に去勢しないことには、第三の被害者を増やすことになる。
自殺サイトがこんな犯罪に利用されるとは誰も考え付かなかったことだ。詐欺も日々進化する。
人気ブログランキン