ホールは嫌だけどメーカーならパチンコ業界でもいい。
新卒にはそんな風潮が20年前からあった。
儲かっているメーカーなら高卒の夏のボーナスでも100万円なんてこともあった。
遊技人口が減り、ホールも淘汰され、ホールの購買意欲も薄れる中、メーカーもピンチに立たされている。
上場メーカーの関係者の息子は、父親の仕事に憧れ、高校生の時から進路はパチンコメーカーと決めていた。
早稲田大学の理工学部を卒業して、パチンコメーカーに就職しようとしたが、父親は全力で止めた。
上場メーカーに勤務しながらも、息子をメーカーに入れさせたくない、という人は少なくない。
それほど、先がない業界と言うことだ。
メーカーがそんな弱気では業界は終わる。
せめて、スロットの強いメーカーなら、しかたない的雰囲気は残している。