泥沼の離婚劇を展開していた松居一代が、喜色満面で離婚会見を開いた。
実に芝居がかかった独演会で、頭のおかしさを感じる。
なぜ、ここまで笑顔で会見したかといえば、財産分与をしなくてもいいからだった。
しかし、報道では船越英一郎は、財産分与を放棄するから1日も早い離婚を願っていたはずだ。
それなのに、松居一代はまるで勝ち取ったかのように誇らしげに語っていたが、やはり頭のおかしさを感じる。
会見の冒頭、16日までは他言することが禁止されていたので、親にも離婚が成立したことは電話していない、ということを述べていた。それは伏線だった。30分の記者会見の終盤に、「両親に電話していいですか」と断って、実家に電話して「おかあちゃん」と声を詰まらせた。女優の演技で泣きのかかった場面だが涙は落ちなかった。
これも果たして相手が電話に出ているかも定かではない。猿芝居である。
それよりも気になったのがリポーターの質問。
「離婚届はいつ出されましたか?」
これは、調停離婚した経験者しか分からないことだが、家庭裁判所で調停が成立した時点で離婚も成立する。
わざわざ離婚届に署名、捺印して、それを役所へ提出する必要はない。
従って、調停離婚の場合は、離婚届という書式を必要としないのである。
だから、離婚届を提出しなくても調停成立日が離婚した日となる。