たかじんの昼間の番組で久米宏の鳴り物入りの新番組「A」が不調な原因をたかじん流にぶった切りながら解説していた。
最近の視聴率は関東が8%ちょいで、関西はそれよりも低い6%台。
初回、10分ほど観てチャンネルを代えて以来、一度も観たことがない。
テーマはアジア。インターネットでアジア各国を繋ぎ、それぞれの国の問題を取り上げているようだ。
何回目かのテーマが「中国の子供に肥満児が増えている」。
確かにこれでは興味は沸かない。
たかじんは「久米宏で日曜日のゴールデンなら15%は欲しい。だいたいアジアがテーマ? 日本人はアジアには興味はない。アメリカやヨーロッパの情報を欲しがるもんや」と切り捨てる。
生放送で本来の味が出せる久米宏を録画で使うことに疑問を投げかけるが「アシスタントにあややを使ったことが失敗。人気タレントはスケジュールが詰まっているので生は使えん」と看破する。
インターネットのシステムを構築するのにも数千万円かけているので、番組のスタイルを簡単に変えられないようだが、このまま1クール続けること自体、スポンサーを怒らせるだけで、何らかのテコ入れが必要だ。
生にする。テーマをがらりと変える。まずはこの2つだろう。
番宣の記者会見では「面白くなければ辞める(低視聴率)」と大見栄を切っていたようだが、それの日が一歩ずつ現実味を帯びながら近づいている。
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