お盆の風物詩といえば帰省ラッシュの渋滞ニュースが数日間に亘って流される。この時期ニュースもないから各メディアの定番ニュースとなっている。
お盆休みの期間中の山の日、都内の郵便局で窓口渋滞を引き起こしていた爺さんがいた。
年のころは70過ぎ。
内容証明郵便の封筒を6~7通出しているのだが、この爺さんの指示が細かい。
窓口で郵便を出すと切手とは違う印刷式の切手を貼るが、爺さんはそれが嫌いで、わざわざ普通の切手を依頼。ここまでは、ま、良しとしよう。
次の指示が消印の場所まで細かくごちゃごちゃ言っている。
さらには、暑中見舞い用の消印、ときたもんだ。
一般人で暑中見舞い用の消印があることを知っている人自体も少ない。
「都内は速達でいつ着く?」
「明日です」
「じゃ、千葉は普通で明日着くか?」
「月曜日です」
「そう来たか」
郵便局に任せればいいのに、細かく指示する爺さんが窓口渋滞の原因を作っている。