写真のポップはドンキのある店舗で撮影されたものだ。
競合店対抗で最安値を謳っている。
客の目はその大書きされた値段に目は行く。
このポップに釣られたおばさんがカートに大量に商品を放り込んでいた。
おばさんは黄色の「御一家族1点ですが…」の但し書きは見ていない。黄色なので目立つようで文字は目立たない。
良心的な店なら、レジで「お一人様1点ですが」と注意するがドンキはそのままレジを打つ。
1点は安い値段だが、それ以降は通常価格を打ち込む。
外国人は特に気づかない。
むしろ、それを狙ってやっている。
大量買いした客を観てほくそ笑んでいるドンキの社員の顔が目に浮かぶ。