籠池理事長夫妻のたいがいさが竹田恒泰によって暴露された。
籠池が昭恵夫人の前に小学校の名誉校長にしようと白羽の矢を立てたのが竹田だった。明治天皇の玄孫という家系は小学校に箔をつけるには打ってつけだった。
塚本幼稚園には2回ほど講演に行っていて、その時寄付の話しやら、役員話し、さらには名誉校長の打診などしつこく受けて断った、という。
特に寄付の話しは集金のやり方が乱暴でいつまでに出してくれるかをしつこく迫ってきた、という。まるで借金の取り立てのようなやり方に違和感を覚え、この人たちとは関わらないようにした方がいいと感じた。
2回目に講演に行った時、前回はOKだった自著の即売会を、名誉校長や寄付を断ったことから、籠池のおばはんの方から「今日は販売させません」とピシャリと断られたそうだ。
名誉校長も断ったにも関わらず、小学校の推薦人に勝手に名前を使われ、推薦文までねつ造するたちの悪さ。これが籠池夫妻の正体だ。
そのお鉢が回ってきたのがお人よしの昭恵夫人だった。
竹田のようにはっきり断ることもできない昭恵夫人の性格を巧みに利用したのが籠池夫妻だった。
断り切れない性格が一時的と言えども名誉校長就任となった。
そうなれば、足らない寄付金集めや小学校建設までの交渉ごとに偉大な力を発揮することは見えている。むしろ、竹田が断ったことが幸運を招いたともいえる。
後は名誉校長安倍昭恵の名前が独り歩きした。さらに根底には日本会議の思想が流れている。そして関係者全員が忖度した。
これが全容ではなかろうか。