ゴールデンウィークの風物詩となった高槻ジャズストリートが今年も今日から5日(最終日は後夜祭=打ち上げ)までの3日間開かれている。
毎年規模が大きくなっている。迎えて7回目となる今回は350グループ、2000人のミュージシャンが高槻に集う。ジャズの本場アメリカのトップミュージシャンを毎回ゲストに迎え、日本のプロから高校の吹奏楽部まで、プロ、セミプロ、アマが入り乱れる。
会場は市内39カ所。市民公会堂の大ホールから、阪急の構内、高架下、グランド、街中の喫茶店、空き地、デパートの屋上、と至るところがライブ会場になる。
これがすべて無料で聴ける。
出演者も全員手弁当。出演料ナシ。運営はボランティアスタッフに委ねられている。
あとは、みんなのカンパが運営費となるが、パンフレットの広告が唯一の収入源であろう。利益を求めず、みんなが一つのことを楽しむ音楽イベントだ。この規模は日本一とも。
今回、2つの発見があった。
まず、関西では有名な中華の料理人の程一彦がジャズボーカリストだったこと。
関西学院大の学生時代にジャズを始め、同年代が美空ひばり、江利ちえみ、雪村いずみ。彼女らの実力を知りプロの道を諦めた、とギャグをかましながらも、堂々の歌いっぷり。
料理人のトークとして「食べても太らない食べ物は何?」という掛け合いをしながら進行する。
答えは「海藻ときのこ」。
栄養はあるがカロリーがないので太らない。満腹感を得られながら太らないので、晩飯にこれらを摂るといいようだ。
もう一つ。
osaka swing garls 。
映画のスイングガールズがオーバーラップする。
女子高生のスウィングバンドで、映画と同様楽器を持ったことのない19人の女の子たちで昨年秋に結成されたばかり。レパートリーも3曲しかない。
主催しているのは三木楽器で、1年間の期限付き。
何とか聴ける状態でテクニックはないが、唯一アンコールを受けたグループでもあった。
明日も巡ってくるか。
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