この1週間は事故原因ばっかりが注目されていたが、ここにきて、脱線した車輌に追突することなく、2次災害を防げたことが今頃になって報道されている。
誰もそんなことに目もくれぬ余裕がなかった、ということだ。特急は事件が起きた時からずっと止まっているにもかかわらず、1週間ほったらかしにされてた、ということだ。
対向する下り特急が直前の踏み切りの100メートル手前で、異常停止信号を見て緊急停車して、停止していたのだという。
その時点では車両区からの緊急停止の指示が出たわけでもなく、その停止信号も脱線転覆の異常に感知したものではないにもかかわらず、信号が点灯したようだ。
その信号が異常を知らせていなければ、脱線した3両目が反対側の線路にまたぐ形で止まっていたので、2次災害が起こったことは必至。
幸い、3両目の死者はほとんどなかったようだが、このまま特急が突っ込んでいたらもっと死傷者は増えていたことは確実。
不幸中の幸いとはいえ、特急が脱線した3両目に衝突しなかったことがせめてもの救いだ。
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