「正恩体制は5年以内に消滅する」とは総連関係者の弁。
理由は最高幹部が亡命しているだけでなく、ピョンヤンに住むエリートたちが、自分の子供をこの国で育てることを忍びないと思うようになっているからだ。アメリカに亡命したら子供の能力がもっと活かせる、と考えている。日本へ亡命しても就職先がないので生活できないからだ。
金持ちは3代続かない、といわれている。
初代はタタキ上げで財をなす。2代目は初代の苦労を知っているので、何とか持つが、3代目は贅沢な生活しか知らないボンボンなので、遊ぶことは得意でも、働くことは嫌いで仕事もできない。
2代目から莫大な財産を相続した時に、相続税が払えず、自宅の不動産を売って無一文になる、というパターンだ。
それは独裁国家にも当て嵌められる。
金日成は人民の掌握が上手だったので、この時代は韓国よりも経済発展したが、金正日の時代は日本人拉致を認めたことで、在日朝鮮人の総連離れが始まり、組織の弱体化を招いた。
金正恩体制になると、身内の側近も粛清し、核開発に勤しみ、ミサイルは打ちまくり、北系の人たちからも「バカボン」とあからさまな批判が出る。
独裁者の終末は哀れな終わり方しかないことを歴史が教えてくれる。