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by tetorayade

稲田防衛大臣論

稲田朋美議員が防衛大臣に就任した。

これを一番嫌がっているのが中国・韓国だ。靖国参拝も辞さない保守本流だからだ。

慰安婦問題は日本政府や軍が強制連行した事実がないのだから、謝罪も補償する必要もない。当時は慰安婦業は合法で、軍に帯同した。それにも関わらず強制連行を認めて謝罪した河野談話を否定しなければならない、と主張する。

改めて稲田防衛大臣の政治家人生を振り返ってみよう。

2005年の小泉郵政選挙で、自民党から「落下傘ではではありません。福井のおっかさんです」と福井1区から立候補して初当選。このときは小泉チルドレンとも呼ばれる新人議員が大量に誕生した。

民主党が政権交代を掲げ、大勝した2009年夏の総選挙では、小泉チルドレンだけではなく、自民党の大物議員が次々と涙を飲む中、稲田議員は1年生議員ながら民主党旋風をもろともせず、「日本福井化計画」を訴えて2回目の当選を果たした。

稲田議員は保守本流で、稲田議員が考える保守とは「信義」「誠実」という価値を重んじる生き方で、今生きていることについて先人に感謝、まじめに生きる人々を守ることにある。

今さえよければいい、勝ちさえすればいい、豊かでありさえすればいい、というグローバリゼーション、アメリカナイゼーションという名の効率至上主義、市場経済主義、経済優先主義に疑問を呈する。

世界の行き詰まりはアメリカ型の資本主義、アングロサクソン型の価値観の限界に起因しており、行き詰まりを打破する鍵となるのが日本的な価値観だ、という。

日本的価値観とは家族と地域を大切にすること。そして、まじめに働く人が報われる社会。福井には日本的価値観のよさが残っている。これを日本全体に広めることができれば、日本の閉塞感の打破につながると訴える。

稲田議員が政治家を目指すきっかけとなったのが、東京裁判だった。

日本の指導者がどういう罪で死刑判決を受けたか知りたくなった。東条英機の主任弁護人を務めた清瀬一郎の「秘録 東京裁判」を読む。その中で、日本は無条件降伏したのではない、という主張に心を打たれた。

東京裁判は調べれば調べるほど違法で、正統性もなく、文明のない野蛮な裁判だった。東京裁判の欺瞞に気づき、教科書で教えられたことが一方的な歴史であることを知り愕然とする。

その象徴が30万人の中国人を虐殺したという「南京大虐殺」だった。南京大虐殺の裁判を闘う中で、「南京大虐殺のまぼろし」を読み、政治家になる決意をする。百人斬り報道名誉毀損裁判で同じ日本人としてこの問題を放置しておくことは絶対に許されない。そのときの衝撃と激しい怒りが政治活動を行う上で、今でも核となっている。

こうした活動が安倍晋三の目に留まり、郵政解散の直前に安倍からの依頼で、自民党若手に戦後補償裁判や百人斬り訴訟について話したことがきっかけで、衆院選に出馬することになる。

2年生議員となり、自民党が下野した最大の理由は「政治家に信念に基づく行動がなくなったから。常に世論に振り回され、マスコミや大衆に迎合した行動しか政治家が取らないとすれば、未来永劫国民の信頼は得られない」と断じる。

安倍総理が掲げた戦後レジームからの脱却(連合軍に占領されていた時代にできた憲法を含む体制からの脱却。名実共に日本が主権国家に生まれ変わること)こそが自民党の立党精神で、下野したことで自民党が何を変えるべきかが明確になってきた。

戦後60年以上かけて日本人が日本の伝統や文化、歴史をないがしろにし、日本の国柄や日本人の心を失い、日本人の精神が退廃した結果、民主党政権を出現させた。

民主党が掲げる外国人地方参政権、人権保護法、夫婦別姓にはますます日本を崩壊させることにもつながり断固反対の立場を取る。

小気味いいほど舌鋒鋭い。

2年生議員は知名度はまだ低かったが、日本の伝統、文化、歴史、価値観を重んじ、日本人の帰属意識を明確に打ち出し、支持層の一部からは先の総裁選で候補に推す動きも見られた。

自民党が目指す保守には、稲田議員のような高潔な精神の持ち主を総裁に選出することが、自民党が再び揺るぎない与党として生きる道でもある。

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by tetorayade | 2016-08-05 00:01 | 社会ネタ | Comments(0)