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by tetorayade

息子の世襲の道がなくなり退任の決意をした鈴木会長

カリスマ経営者と持て囃されているセブンアイホールディングスの鈴木敏文会長が突如辞任を表明した。

表の理由は鈴木会長が主導するセブンイレブンの社長人事を巡り、社内取締役から反旗を翻されたからということになっている。そこには鈴木会長が自分の息子を世襲させようとした思惑が見え隠れしたからだ。

これによって伊藤雅俊名誉会長と鈴木会長の間に亀裂が生じてきた。伊藤名誉会長はダイエーの二の舞にならないように、自分の息子を会社には入れなかった。にもかかわらず鈴木会長は世襲の布石を打っていた。

鈴木会長が着々と進めていた世襲の計画もこれで頓挫した。この計画が消えた以上鈴木会長もこれ以上頑張る必要がなくなったために、あっさり辞任してしまった、というのが真相のようだ。

カリスマ経営者といわれながら、本体のイトーヨーカ堂を立て直すこともできず、むしろ、すっかりお荷物になったイトーヨーカ堂をホールディングスから、切り離そうとした。

鈴木会長にすれば、自分が手塩を掛けて育てたセブンイレブンの方がカワイイに決まっている。時代遅れのイトーヨーカ堂なんかどうでもいい。

伊藤名誉会長にすれば、自分が創業したイトーヨーカ堂の方がカワイイ。未だに車椅子に乗って店舗視察をするほどだ。創業家と鈴木会長の亀裂はこんなところからも生まれていた。伊藤名誉会長が一番恐れたのは、そのうち、イトーという名前を消されることだった。そう、松下電器グループが松下の名前を捨て、パナソニックに変更したように。

鈴木会長が退任することで一番喜んでいるのは、社内だったりする。

これまで塩ラーメン事件でもワンマンぶりを発揮していたように、社内は鈴木会長のイエスマンしか上に上がることはできなかった。

カリスマ経営者も長らく権力の座にいるとやがて老害となってくる。







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by tetorayade | 2016-04-09 00:01 | 社会ネタ | Comments(0)