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by tetorayade

戸建て住宅からも傾き調査依頼が

杭打ち偽装は、戸建て住宅にも影響を及ぼしている。話すのは設計事務所の関係者。

3階建てで1階が事務所、2階から3階が住居。25年以上前に建てた施主(80代)から一本の電話が入った。

「うちの家が傾いていないか調べてくれ」

この施主からは値切りに値切り倒され、200万円ほど値引きしていた。設計事務所はそのことはもう忘れているが、施主本人はよく覚えている。

値切ったがために、手抜き工事をされているのではないか、と心配になってきたのだ。

この年寄りは親から職人だけは値切るなと教えられていたのだが、いざ、その時になるとその教えを忘れていた。

建築費を値切ったが、大工には毎日、茶菓子を持って行っていた。

設計事務所は「ホームセンターで水平器を買ってそれで調べたらどうですか」とアドバイスした。

調べてみると傾きはなく、安心したのだが、年寄り仲間にその話が伝わり、水平器を貸して欲しい、といってきた。

調べてみると傾きがある家が出てきた。

その家は築40年で、傾きが出ても仕方のないような家だった。

杭打ち偽装にしてもここに帰結する。職人をいかに使うか。職人がいかに気持ちよく働ける環境を作るかにかかっている。

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by tetorayade | 2015-12-01 00:01 | 社会ネタ | Comments(0)