我が家は5人家族。一番下の息子が最後だが、全員がケータイを持つようになって3年になる。我が家に関しては新規需要が見込めないようにう、ケータイキャリア各社とも、もはや大幅増は見込めない成熟時代を迎えている。
ケータイの純増をまとめた統計によると、昨年4月から今年3月までの純増数値での落ち込みが激しかったのがボーダフォンだった。この1年間の純増は約9万人。前年の104万人から比べると目を覆うばかりの大幅減だ。
新聞報道では高速通信の第三世代のテコ入れが遅れたなどと、もっともらしい原因を書いているけどそんなことは嘘っぱちだ。
確かIDOとかデジタルフォンが合併してJフォンに社名を変え、イメージキャラクターに藤原紀香を起用したところ、ケータイのことなど何も分からない女子供がこの戦略にまんまとはまって、契約者が爆発的に急増したように記憶している。
もともと弱小ゆえにアンテナのインフラ整備は遅れていたので、これがちょっと建物内に入っただけで圏外。自宅でも圏外。要するに普通に使えないケータイだったのだ。高速通信が出遅れたなんてことは問題ではない。
こんな使えないケータイを2~3年も使っていれば、いくら女子供でもJフォンは使えないことは分かる。
国内で繋がらないのなら、世界と繋がるとばかりに、ボーダフォングループ傘下に吸収され、また女子供を騙そうとしているが、女子供は海外と繋がろうが関係のない話し。この作戦は女子供にも見破られた結果が、この1年の大幅減だ。
そう、うちの家族は自分以外は全員Jフォン時代からのボーダ党だったが、今年初めに解約してauに鞍替えした。肝心なときに電話をしてもつながらないことだらけ。さすがに女子供もキレた。
「ボーダーは普通に使えない」
この化けの皮がはがれただけなのだが、それを正直にメディアは書けない。
本当に安くて使いやすいのはウィルコムなのに、070という番号だけで敬遠している。本物のよさが分かる大人が日本には少ないのが嘆かわしい。