年配者向けの婦人服を経営していた。店も拡張して最盛期には5~6店舗まで増やしたが、最近倒産した。
「お年寄りが以前のようにおカネを使わなくなった。買って服を増やしたら死んだ時に、遺品整理に子供に迷惑をかける、というのが理由。子供に負担をかけないためにも服を買わなくなった」と分析する。
では、洋服代にかけていたおカネはどこへ消えたのか?
「美味しいものを食べるようになっている」
老い先短いので、モノを買うのではなく、美味しいものを食べる方を選択している、ということ。
どれぐらいのサンプリングかはともかく、パチンコを止めたお年寄りもパチンコ代がどこに消えているのか業界関係者は気になるところだ。