日々のニュースから業界ネタまでかきなぐります


by tetorayade

上野東京ラインの利便性で生まれた悲劇

関西人なので東京の路線には詳しくないが、高崎線がそれまでは終着駅が上野駅だったものが、東京駅まで乗り入れして、東海道線と直結したのが3月14日の春のダイヤ改正から。

高崎線以外にも上野駅終着だった常磐線なども東京駅まで行けるようになっている。
b0017844_09451369.jpg
上野終着ではなくなったことで悲劇が早くも起こっている。

サラリーマンのAさんは大宮から電車に乗り、上野で下車して、神田から中央線に乗り換えて吉祥寺の自宅に帰る予定だった。

ところが、この日は、大宮ではしご酒をして電車に乗ったことから悲劇に見舞われることになる。

尿意を催してAさんが目を覚ました場所は、見慣れぬ風景だった。

駅の看板を見ると「熱海」。

「?」

自分は夢を見ているのか?

「熱海?」

酔いがさらに回って、頭が混乱してきた。

Aさんは高崎線と東海道線が相互乗り入れして、上野が終着駅ではなくなったことを知らなかった。

Aさんが乗った電車の終着駅は熱海だったのだ。しかも終電に乗っていたため、熱海から東京へ行く電車はなかった。

Aさんは翌日、羽田から早朝7時の飛行機で出張が待っていた。

一気に酔いが覚めた。

時刻は深夜12時を回っていた。出張に間に合うにはどうすればいいかを考え、知り合いに熱海まで車で迎えに来てもらおうとしたが、あっさりと断られる。

熱海から自宅までタクシーで帰ったらどれだけおカネがかかるか見当もつかない。

ましてやそんなカネはない。

そこでAさんが取った行動が凄かった。

何とヒッチハイクで帰ることを思い立ったが、より確実に買えられる方法を思いついた。

トラックなどの往来がある国道1号線まではタクシーに乗ることにした。その途中でタクシー会社に寄ってもらい、段ボールにマジックで大きく「東京1万円」と書いたものを作った。

それを持って国道1号線で降ろしてもらい、そこからヒッチハイクで川崎まで送ってもらうことに成功。そこからタクシーで自宅まで帰ることができた。

そして、飛行機にも間に合った。

高崎線が東海道線とつながったことは、非常に便利になった反面、Aさんのような悲劇はこれからも続出することだろう。






[PR]
by tetorayade | 2015-03-19 00:01 | 社会ネタ | Comments(0)