バターが足りないという話を聞いた翌日、NHKのあさイチでこの問題を取り上げていた。
バターを買うことはなく、バター風味のマーガリンしか買わないので、バター不足を切実に感じることはない。
バター不足の原因は酪農家が高齢化して、牛乳の生産が落ちているためだとか。牛乳不足なら分かるが牛乳不足は発生していないので、バター不足がピンと来ない。
人間の心理として「不足している」と聞けば欲しくなる。
このバター不足に威力を発揮しているのが、ママ友のLINEだ。
どこのスーパーもバターが入荷したことは、チラシにも打たないので、いつ入荷するか分からない。つまり、毎日足を運ばなければバターの入荷具合が分からない。
ママ友の一人が100個入ったスーパーを発見すると、LINEで拡散させ、あっという間にそのスーパーに買いに走る。
ママ友コミュニティーの威力でもある。
ママ友SNSは、いい情報を拡散するだけでなく、逆な使い方もされる。従業員の態度が悪かったりするとそういうことも拡散され、店の評判を落とすことにもなる。
ネット時代の恐ろしさだ。