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by tetorayade

オナベとオカマ

初めて出会ったのは3年ほど前で、その後3~4回顔は見ていた。

男の割には「小柄だな」というのが第一印象だった。

顔を見かけるたびに引っかかるものがあったが、それがついに氷解する日が来た。

インタビューする機会があり、目の前で40分ほど話を聞いた。

名刺には男性の名前が印刷されているが、確信した。間違いなく、目の前の男性は女性である、と。

声も低く、とても女性とは思えない。ノド仏があるか、髭は生えていないかを観察しながら、話を聞いた。

取材が終わり、上司に確認すると、「戸籍上は女性だが、会社では男として働いている」と明かしてくれた。

長らく人生を送っているが、オナベに出会うのは初めての体験だった。

この会社はオナベと承知した上で採用したのだが、それだけ仕事では能力を発揮することを認めたからだろう。採用するにあたり、忠告したのが「会社の女には手を出すな」。

しかし、男性だと思い込んでいる女性社員の方が近づいてくることは何度かあったようだ。

それだけではない。

オカマも2人いた。

見た目は男なのだが、接客の時にオネエ言葉になる。男性客にそれをやると気持ち悪がられるので、言葉を出すのはおばちゃん客。これは受けがいいらしい。

叱ると「いや~ん」というのが口癖で、「課長、昨日、お尻が痛くなるのをしちゃったの」と地金が出てきたが、それでも2年と5年以上は勤務していた、という。

オナベもオカマも受け入れる度量の広さが立派であるが、オカマの2人は面接では分からなかった、という。

オナベは極めて真面目、オカマは笑いが取れる。

この差がオカマタレントは市民権を得ているのに、オナベタレントが出現しない原因だろう。


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by tetorayade | 2014-05-25 00:01 | 社会ネタ | Comments(0)