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by tetorayade

初めての職質

最近の民放は各局とも警察24時モノが定番となっている。

警察も防犯対策となると思って全面協力しているのだろう。

このシリーズでよく登場するのが警ら隊のベテラン警察官が、すれ違った車のドライバーを見た瞬間、怪しいと思って職質にかけるシーンだ。

そんなテレビの世界を実体験した人がいる。

警視庁管内を3列シートのSUV車で走行していた。

次の信号で左折しなければいけないのだが、右側車線を走っていた。左前方を走っていたのがパトカーだったので、左折のウィンカーを出して、パトカーの前に割り込んだ。

無事、左車線に移動でき、次の信号で左折して、次の信号で右折した。

すると、パトカーもついてきて、赤色灯を回しながら、停止するように命じてきた。最初は自分とは分からずにいたが、走っている車は自分しかいない。自分のことだと気付いて車を止めた。しかし、道幅の狭い道で、車がやっと離合できるぐらいの道だった。

車内はシートを倒して、後ろが見えないほど荷物も満載していた。

「運転手さん、これでは後ろが見えなくて危険でしょ」

「でも、これは違反ではないでしょ」

車を止められた理由はこれで分かった。何か怪しいものでも積んでいないか、との職質だった。

「包丁は積んでないよね」

この口の利き方にスイッチが入った。もうちょっと丁寧な口の利き方をしろ、と思った。

「これだけ、荷物を積んでいると自分では忘れているものを積んでいたりするんだよね」

馴れ馴れしい態度が気に入らなかった。

警察をからかって見たくなった。

それで、挙動をあたふたしたふりをすることにした。

「あ、あ、あ、100円ショップで買ったカッターがあります」とわざと声を上ずらせた。

「中を見せてもらってもいいかね」というと運転席から調べ始めた。

ここで態度を一変させ「全部出して調べてもいいですからね」と強く出た。

2列目と3列目のシートを倒して満載しているので相当な量を積んでいる。

全部荷物を降ろして調べるつもりなのだろうか、と思い「ごくろうさんですね。うちには警察関係者がたくさんいて、皇宮警察に勤務している者もいるんですよ」と声を掛けた。

すると、警察の態度が変わった。

変なものを所持している人間ではないことも分かったのか、後ろに満載した荷物を調べることもなく職質は終わった。

時間にして20分ほどだった。

地元で職質を受けたことに腹が立った。そもそも犯罪者がわざわざパトカーの前に割り込むはずもないことを警察にはいいたかった。

こうやって怪しい車はどんどん職質を掛けているのだろうが、テレビで放送されるのは実際、逮捕につながったシーンだけを流しているわけで、こうやって外れの場合も結構あるのだろう、と思った、という。

ま、荷物を満載したまま運転しないことだ。

後ろが見えなくて危ない。


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by tetorayade | 2014-04-07 00:01 | 社会ネタ | Comments(0)