ここ何年かはNHKの朝の連ドラを観る習慣がついているので、3月31日からスタートした「花子とアン」も当然のように観ている。
前作のごちそうさん同様スタートした時代は明治時代。あまちゃんのような現代劇が好きなのだが、またしても時代物、とがっかりしていたが、東京制作と大阪制作の違いをまざまざと見せつけられる。
ごちそうさまは時代考証を少々無視したかのように、着ているものがきれいだったが、今回は時代考証に忠実で、明治時代の小作人の生活ぶりが忠実に再現されている。
出演者は一様に顔が汚れて、ボロを着ている。風呂も満足に入っていないのだろう。貧乏な小作人の家には畳などもなく当時はムシロだ。
それは、さておき、NHKの朝ドラは主人公は女性で、子供時代からストーリーが始まり、第2週目ぐらいから主役が登場する。いつもは子供時代はどうでもいいから、早く本人を出せ、との思いで観ているが今回ばかりは違う。
吉高由里子はいいから、はなの子供時代をもっと観ていたいという気分にさせてくれる子役である。
演技も素晴らしいが、何よりも目力がある。
名前は山田望叶(もちか)。
これから民放のドラマにも確実に出てくるものと思われる。芦田愛菜のライバルがまた一人増えた。
普通、子供時代は第1週で終わるのだが、はなは第2週目まで出るようだ。