普段、営業電話は真剣に聞かないのだが、きょうは最後まで聞いてしまった。
家の中にでいらないものを買い取るという。
壊れたパソコンも買い取るという一言が効いた。
年末にお釈迦になったi macの処分に困っている時だったからだ。
壊れたパソコンを買い取る理由は、部品取りだという。
それで来てもらうことにしたのだが、結果からいうと買い取れない、ということだった。
壊れたパソコンは、ドアノック商品だった。
本当の狙いは、これを突破口に、貴金属狙いだ、ということが分かってくる。
「カップやトロフィーはありませんか?」
金メッキであれば、それを溶かして金だけを取る算段だ。
処分に困っているもので誘い水をかけ、それを突破口に、玄関ドアを開けさせる。
ドアノック商品だ。
インディゴブルーのi macはインテリアとして使える。
欲しい人は取りに来て。