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by tetorayade

5年の懲役から出所してもスーパーが保管していた代済みスーツ

ある総合スーパーでパターンオーダーのスーツを作っていた。

ある事情で誂えたスーツを5年間も取りに行くことができなかった。

店もスーツを取りに来るように連絡したが、通じなかった。

5年前のことなので引換券も紛失していたが、ダメ元で紳士服売り場に向かった。住所と名前を伝えると5年前に誂えたスーツをバックヤードから出してきてくれた。

5年前のことなので半ばあきらめていたが、スーツがあったことに何より感激した。

ある事情とは、客が刑務所へ服役していたためだ。

客は店員へ包み隠さず事情を話した。

客は還暦を少し回ったころの年恰好だった。

「服役中もスーツのことが気がかりでした。スーツのことは片時も頭から離れませんでした。出所したら真っ先に取りに行こうと思っていました」

試着した。

5年間の服役で、ダイエットしてしまったため、スーツはブカブカになっていた。

サイズを詰めることにした。

スーパーは客から代金を受け取っているため、無闇に商品を廃棄することもできない。このスーツ以外にも代金済みで取りにこない商品がバックヤードには結構ある、という。

今回は服役という理由だったが、不慮の事故で亡くなったり、認知症で買ったことを忘れたり、色々な事情でバックヤードには引き取り手のない商品があるのだろうな。
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by tetorayade | 2014-02-15 00:01 | 社会ネタ | Comments(0)