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by tetorayade

金王朝体制の崩壊の始まり

金持ちも3代目で潰れるという。

2代目までは親の苦労知っているが、3代目ともなると生まれ育った環境が金持ちで、何不自由ない放蕩生活から相続税を払いきれず、物納で財産を失っていく。

金王朝が今、まさに崩壊の危機に立たされている。

伯父で政権ナンバー2だったチャン・ソンテクをすべての職から解任したこと全世界に報道したことは、初めてのことだった。

敵を粛清するのはおじいさんの金日成時代からの常套手段だった。

今回もチャン・ソンテクの側近が公開処刑されているが、北朝鮮式粛清の怖さは、8等身までが対象になることらしい。

公開処刑する時は住民全員が召集をかけられ、恐怖を目の当たりにさせられる。

裏切ると待っているのは公開処刑。死の恐怖の支配が金王朝を支えてきた。

今回、チャン・ソンテクの解任を全世界に流した背景には、北朝鮮国内で引き締めが効かなくなっていた現われでもある。

チャン・ソンテクは改革解放派だった。中国国内を何度も視察して経済成長の要因を北朝鮮に持ち帰っては、アドバイスしてきた。その結果、解放ムードが高まっていた。このムードが高まれば、金王朝の崩壊につながる。

このことを一番恐れた。

チェ・リョンヘがチャン・ソンテクに取って代わるのか?

この男も汚職にまみれていた。

社会主義青年同盟の世界大会がキューバで開かれ、北朝鮮を代表してチェ・リョンヘが赴く。その帰り、KCIAとつながり済州島へ立ち寄っている。

その情報を金正日がキャッチして、ピョンヤン空港で逮捕される。

この時家宅捜索すると家はエレベーター付きの豪邸で、贅沢品と女にまみれた生活ぶりをにおわせた。

本当なら、ここで粛清されてもいいのだが、チェ・リョンヘの父親は金日成と抗日パルチザンの血判同盟で結ばれた同志。父親に助けられたようなものだった。

正恩体制一色にするための、チャン・ソンテク一派の粛清は、金王朝体制の崩壊の始まりでもある。
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by tetorayade | 2013-12-12 00:01 | 社会ネタ | Comments(0)