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by tetorayade

大正製薬の詐欺まがい事実誤認商法

阪急阪神ホテルズに端を発した一流ホテルや百貨店での食材偽装表示問題は、連日のように新たなホテルが名乗り出てきて、なかなか終息する気配はない。

ここに来て、医薬品メーカーの大正製薬でも偽造表示とはいわないが、消費者に明らかに誤認させるような商売をしていることを自らが体験した。

大正製薬は「大正ダイレクト」という名で健康食品を通販で定期的に届けるビジネスを行っている。その広告が産経新聞に全面広告で掲載されていたのを見て注文したのが、明日葉青汁だった。これはコレステロールが気になる人用の健康食品で、定価3990円が毎月届ける定期コースを申し込むと3591円になる。

さらに初回に限り、1995円になる。

毎月3591円でコレステロールが下がるのならと、申し込んでいたのが届いた。

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1箱に30袋入っている。

これが1カ月分と思っていたら、説明書を読むと1日3袋を服用のメドとしてください、と書かれている。

1箱30袋しか入っていないのに、1日3袋飲んだら10日分しかないではないか。

血糖値が気になる人用の大麦若葉青汁は同じく30袋入りで料金もまったく同じなのだが、こちらは1日1袋の服用でいい。

大麦若葉は1箱3591円で1カ月持つのに、明日葉青汁は1日3袋飲むと3箱必要になる。

これに疑問を持ってお客様センターに電話した。

こちらの言い分は1箱で1カ月持つと思って注文したのに、会社が勧めるように3袋飲んだら、10日しか持たない、ということだ。定期ダイレクトで販売するのなら、そもそも1カ月分必要な量を表示しなければいかない。

これでは詐欺まがいだということだ。

その旨を話したが現場のオペレーターで対応できる内容ではない。明日葉青汁がいつ発売になったのか気になって聞いたら「少々お待ちください」。

返ってきた回答は「専門のものがいないので週明けになる」。

発売日ぐらいで即答できないのかというと「30分以内で電話します」。

4分ほどでかかってきたのは、苦情処理係のベテランと思われる女性の声。

まずは、落ち着いた口調で、マニュアル通りに平身低頭に謝ることからスタート。こちらの怒りに対しても「ごもっともでございます」と決して反論はしない。

苦情処理の責任者と思われるので、ぶつけ甲斐がある。

1袋で効果がある青汁と3袋で効果が現われる青汁となれば、効果を期待した場合、やはり3袋を飲むのが人情。

苦情係は「1袋でも緩やかな効果はあります」とはいうが、1カ月分を月1回配達するわけだから、最初から1カ月分を梱包して販売するのが筋ではないかと突っ込んだ。

その前に現在飲んでいるコレステロールを抑える健康食品が2カ月分で1万3000円かかるので、明日葉青汁を注文したことを伝えた。

1月分が6500円だ。

3袋飲めば3箱必要になって1カ月分は1万773円で今より高くなる。

すかさず、このベテラン苦情処理係は1箱30缶入りで、5670円のコレスサポートを勧めてきた。本人はしてやったり、と思ったかもしれないが、そんなアドバイスを求めているのではない。

なぜ、正直に1カ月分かかるセット金額を表示しないか、ということだ。

ここを訴えると「1カ月分が高くなるので」と本音が出た。

カタログを見ても一番高いもので5670円、安いもので2646円。1万円を超えるものは販売していない。

1箱の料金と1日の目安3袋と書いて逃げは打っているが、明らかに誤認を狙っている。1カ月分の料金が1万円を超えると売れなくなることを大正製薬は認識している。

あまりにも不誠実だ。

同じような苦情が入っているか確認したところ、あることは認めた。この声を会社に伝えるというが、改善する気はさらさらないことが伝わってくる。

なぜなら、明日葉青汁は去年8月から発売しているわけで、そんな苦情もどこ吹く風という社風が伝わってくる。

これは消費者庁行きだな。



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by tetorayade | 2013-11-18 00:01 | 社会ネタ | Comments(0)