自らのハゲネタを売り物に、お笑いアナウンサーとしてこの春独立したばかりのヤマヒロこと山本浩之が調子に乗りすぎて窮地に立たされている。
このまま行けば、先輩独立アナのうめじゅんこと梅田淳と同じ道を辿ることになりそうだ。
ヤマヒロは独立と同時に局アナ時代から続けていた、夕方のローカルニュース番組「スーパーニュースアンカー」を引き続きやらせてもらえていた。
フリーになっていきなり、生活が確保されていることは恵まれている。
辛坊アナが太平洋横断にチャレンジするために、空きが出た、たかじんのそこまで言って委員会にも、うまく滑り込むことができた。
最初は辛坊アナが帰ってくるまでの代役と思っていたに違いないが、遭難事故を起こしたことで、復帰が非常に難しくなってきた。
ヤマヒロは委員会の仕事もこのままもらえるものと錯覚したに違いない。
それで天狗になってきたのか、ニュースアンカーのギャラを上げるように強気な態度に出たことが、関テレ上層部の逆鱗に触れた。
「あほんだらヤマヒロよ、調子乗るなよ。何がギャラアップじゃ。おのれの代わりなんかいくらでもいるじゃ。番組改編の9月一杯で、おのれとの契約は打ち切りじゃ! 二度と関テレの敷居はまたがせへんど」
上層部の心情を想像するに、こんな心境ではなかっただろうか?
10月からヤマヒロの大きな柱が1本消える!
代役はスイーツアナとしても女性ファンが多い岡安譲アナがメインを張ることになる。
辛坊の代役でやっている委員会の仕切りも、どうしても辛坊と比較してしまうので、仕切りの下手さしか目に付かない。
委員会から消えるのも問題だろう。
たかじんのバックアップでフリーになった宮根誠司しかり。
今は、仕事をもらっているが、たかじんが死んだら、宮根の番組もいくつかはなくなる、と局の関係者の間では囁かれている。
ヤマヒロよ、天狗になるのが早すぎたぞ。
いよいよ仕事がなくなったら、うめじゅんと漫才コンビでも組むがいい。