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by tetorayade

自費出版の内幕をテレビでしゃべった百田発言に早くも影響が

今やベストセラー作家となった百田尚樹がたかじんのそこまで言って委員会で、自費出版の内幕を暴露していた。

まず、自費出版の本が書店の店頭に並ぶのは奇跡に近い、とぶちまけた。

年間7万冊の新書が出版される中、書店のスペースは限られいる。書店にすれば売れそうな本を売りたいわけで、人気作家のシリーズなど売れ筋の本は平積みされるが、後はせいぜい棚出しされるぐらいだが、この棚出しされるだけでも相当ラッキーなこと。

ただ、売れる本は平積みが大半で、棚出しで1冊程度しか置かれていない本はまず、売れない。

それ以外の大部分は、取次店から新刊本が届いても、段ボール箱から出すこともなく、バックヤードに置かれ陽の目を見ることもない。

自費出版で流通に乗せますというのが出版社の謳い文句だが、流通に乗っても店頭にお目見えすることはない、というのが実態で、自費出版は出版社が儲けるためのもの、と、さも出版社全部が悪徳業者と誤解を受けるようなことをしゃべっていた。

たまたま、このテレビを見ていた息子のお父さんが自費出版をすることになり、5日に本が刷り上るところまでこぎつけた。

この百田発言を完全に鵜呑みにした息子は、出版社に1枚のFAXを送った。

「父親はアルツハイマーで、虚言癖があり、しゃべったことはウソが多い。相手にも迷惑がかかることにもなるので、出版を中止して欲しい」

百田発言では40~50万円で出版できるので200~300万円の値段はぼろ儲けをしている、とも付け加えていたこともあり、

「出版費も高すぎる」と付け加えていた。

この40~50万円は印刷代で、自費出版といっても、聞き書きで1から10まで書く場合はライターの経費も加算される。

本も製本の仕様で値段は変わってくる。

出版を中止して欲しい、といわれても本はまもなく仕上がってくる。

息子はどうせ店頭には並ばないのだから、流通はストップしてくれ、ということになった。

出版社は書いた原稿をお父さんに何度も見せて打ち合わせして、書き直した。

その都度息子にも原稿を見てもらうように伝えていたが、アルツハイマーのお父さんは、息子に一度も原稿を見せていなかった。

出版社としては着手した時点で半金、本を納品した時に残りの半金を支払ってもらう契約を結んでいた。

こんな状況で残りの半金を集金できたのか?
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by tetorayade | 2013-06-06 00:01 | 社会ネタ | Comments(0)