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by tetorayade

うめぐるバスを黒字街道と見出しを書く産経新聞の感覚

新聞は暗い話題ばかりではなく、たまには明るい話題を提供することも必要だ。
その典型例が27日付の産経新聞社会面だ。

グランフロント大阪が開業から1カ月で来場者が761万人に達した、という。

この数字はスカイツリーの来場者をも上回っているらしい。
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グランフロント効果で、梅田周辺を1周するうめぐるバスも「黒字街道」という見出しには、ちょっと筆が走りすぎではないか、と思う。
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この記事を見て驚いたのは、うめぐるバスの1日の利用者の想定人数が500人、と極めて控えめなこと。

1日500人を想定していて、連休中には1500人の利用客があったので、確かに3倍だが、それは一時的なことで、この見出しの「想定の3倍の客」という付け方もおかしい。

うめぐるバスは朝の10時から夜の9時まで、10分間隔で運行されている。

1日の運行本数は66本。

これを単純に割ると、1便あたり7.5人が乗車している計算だ。

500人が乗っても、1日の売り上げは1人100円なので5万円にしかならない。個人でやっている商売でもないのに、1日5万円の売り上げを上げるためにいくら経費を使っているのかを差し引けば、黒字といわれてピンと来ない。

うめぐるバスが通るたびに中を見ているが、7人以上乗っているのを見たことがない。せいぜい2~3人。

黒字とはほど遠い感覚があるので、この記事には違和感を覚える。

グランフロント大阪も来場者ばかりで、客単価は1000円ほどしかないように、おカネを落としてもらう魅力や仕掛けが必要になってくる。
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by tetorayade | 2013-05-27 14:29 | 社会ネタ | Comments(0)