アメリカのケリー国務長官が来日して北朝鮮対策で密接な関係を約束した矢先のことだった。
アメリカ・ボストンマラソンのゴール地点で2度の爆発事件が起こった。
3名の死者と多数の負傷者が出た。1人は8歳の子供が犠牲になっている。
このタイミングでの爆弾テロは北朝鮮の犯行を疑いたくなる。
ミサイルを発射するといっていて、金日成の生誕祭である15日にも発射されることはなかったが、ボストンの爆弾テロは現地時間の15日午後2時50分ごろ。
奇しくもというか、15日を狙っての犯行だった可能性が高い。
オバマ大統領も緊急声明を発表して「責任を取らせる」と暗に北朝鮮をけん制している。
ミサイルを発射しなかったら爆弾テロの可能性があると思っていたら、その通りになった。
次は韓国・日本でも爆弾テロが行われるかもしれない。
こうした爆弾テロの指示は司令部と実行犯には1対1で行われるのが、鉄則だ。情報が横に漏れるのを防ぐためで、テロ実行犯はそのことを墓場まで持っていく。
万一、バレた場合は、大韓航空機爆破事件で、蜂谷真由美こと金賢姫が服毒自殺を図ろうとしたように、最悪のケースでは自爆するように訓練されている。
ボストンマラソンを狙ったことは、政治的な価値がある。スパイ訓練されたエリート中のエリートが各国に潜伏している。彼らはスパイ訓練以上に思想訓練を受けているので、自爆することは何ら恐ろしいことではない。
米韓の合同軍事訓練は4月30日まで行われるので、まだまだ気は許せない。
アメリカの威信に懸けて爆弾テロ実行犯を探し出さなければならないが、アメリカはどう報復する。