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by tetorayade

あってはならない間違い

ホテルで式を終え、その夜はホテルで宿泊。翌日の朝に新婚旅行に出かける段取りだった。

悲劇は今まさに、海外へハネムーンに出かける直前に起こった。

タクシーに乗り込もうとした時にスーツケースが見当たらない。

ベルボーイが新婚カップルのスーツケース2個を間違って、他の客のタクシーのトランクに入れてしまったのだ。

スーツケースにはパスポートを始めとして、婚姻届など重要なものが詰まっていた。

ベルボーイはタクシー会社を覚えていたので、ホテル側はすぐにタクシー会社に電話を入れ、間違って入れたスーツケースの捜索を始めてもらう。

会社は覚えていたが、ナンバープレートまでは覚えていなかったので、タクシーを特定できない。無線で返って来る答えは当該のスーツケースは積んだ覚えがない、というものばかり。

飛行機のフライト時間だけが刻一刻と迫ってくる。

ホテル側のミスで、めでたい門出の日がぶち壊されていく。

フライト時間までにスーツケースが見つかることは、なかった。

遅れて出てきた時は、新郎のスーツケースだけで、新婦のスーツケースは出てこなかった。

見つかった新郎のスーツケースはこじ開けられた痕跡が残っていた。

落ち度は100%ホテル側にあった。

普通の旅行とは違う。

人生の門出の日をダイナマイトで破壊されたのに等しい。

こんなとんでもないミスをどうリカバリーするかがホテルの腕の見せ所となるが、新婚カップルの怒りは少々のことでは収まるはずもない。

「パスポートと婚姻届が入っていた。他の男が勝手に名前を書いて籍でも入れられたらどう責任を取れるんだ」と迫った。

こういうケースでは謝って、菓子折り一つで済むような問題ではない。

ホテルは相手の要求を100%聞いた。

それで許してもらえるものなら、聞くしかない。

最終的には、おカネで解決するしかない。金額で換算すると数百万の慰謝料を支払った。

ところが、こうした賠償金はすべて保険で支払われることになってはいるが、この保険料が結構高いそうだ。

人間のすることだから間違いはどうしても起こる。

その際の素早い対処と二度と同じ間違いを起こさないことが求められる。

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by tetorayade | 2012-09-30 01:05 | 社会ネタ | Comments(0)