2年前に生産が中止されたソニーのNEX-3である。
中古の出物があって、散々迷った。
デジ一が欲しくなってきたところに、NEX-3との遭遇である。
いかにもデジタル一眼は、でかすぎて眼中にない。
ミラーレスのコンパクトさがいい。
出物はかなりの美品で心が揺らぐ。
ナゼ、デジ一か?
インタビューで人物撮影するのにコンデジではどうしてもいい表情を押さえきれない。蛍光灯の光の中で1/120以上の早いシャッタースピードを切るには、ISO感度を3200ぐらいに上げてもノイズが出ないものが求められる。
CX-1はこれができない。
デジ一が欲しい理由はただそれだけ。
それ以外はCX-1で事足りるし、普段のスケッチならi phoneで十分である。
で、表情重視の人物撮影を年何回やっているかといえば、3~4回。たったこれだけのために必要か?と何度も自問自答した。
一旦、店を離れ、i phoneからNEX-3のレビューを読んでみた。
合金かと思ったらプラボディーではないか。上位機種のNEX-5はマグネシウム合金だった。これで一気に興味が醒めた。
冷静に考えれば、一番嫌いなソニーである。
標準ズームも28~80ミリぐらいで全然物足らない。
後は買わない理由をこうして継ぎ足していくことで、スパッと諦められる。
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