行列相談はところどころ見ていたが、
紳助の生謝罪の部分を見逃してしまった。
その後の会見の内容から、今回の復帰は紳助の本意ではなく吉本の業務命令だということが如実に伝わってくる。
面白いことをいう自信をすっかり失っている。
紳助の笑いの本質は弱いものをいじり、いじめるところにあるからだ。
今回の暴行事件を笑い飛ばし、ネタにするのが紳助の本来の持ち味であるが、それができないようでは、もはや使い物にはならない。
自らも「つまらん司会者になっていたら、降ろしてもらいたい」と弱気発言ばかりが目立つ。
まるで引退会見の練習をしているかのようだ。
被害者に誠実に対応すればするほど、紳助本来の笑いが削がれていく。自らが幕引きできず、放送局頼みの姿勢が紳助らしい。