震災後初めての東京。駅構内は薄暗く、エスカレーターも止まっている。
東京の玄関口が暗いのだから、外国から来た観光客にはイメージ悪いだろう、な。やっぱり日本は危ない、ということになり、観光客の足はますます遠のく。
このシーズン、エアコンも必要ないので、電力需要は供給量を大幅に下回っている。
節電効果もあるからだろうが、発電した電気を貯めることはできない。捨てることになる、ということはもったいないので、使うべきだ。それをどこに振り分けるかだが、東京駅構内はもっと明るくしてもいいだろう。
気分の問題だ。
辛坊治郎アナはたかじんのそこまで言って委員会で、電気を貯めることができない、というのは嘘で、「最新のリチウムイオン電池を使えば、電気を貯めることができる」口角泡を飛ばしながら力説していたが、現実には貯められない。
電気が貯められるようになってこそ、初めて節電効果が出るというものである。
しかし、発電した電気が貯められない、ということのほうがおかしい。現に電気自動車は電気を充電している。
東電が原子力発電を推進するために、邪魔になるものはすべて排除してきた経緯があるようだ。
電気を貯められると不都合なことがあった、ということだろう。
日が暮れるまで滞在しなかったので、東京の夜の歓楽街がどれほど寂れているのか、実感することはできなかったが、昼飯でごちそうになったてんぷらの名店のかき揚げ丼は、旨かった。
タネを幾重にも重ねてかき揚げにしていくのだが、さらっと、からっと揚がっているので、油を感じさせない。
それより、なにより、初めて「このご飯は旨い」と感じるぐらい、米の質、炊き方がとも最高。
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