震災報道に隠れるかのように、7月復帰を発表したのが市川海老蔵だ。
震災からの1カ月報道、統一地方選報道が11日に行われることをにらんで、発表したのが前日。当然、一般紙は海老蔵復帰ニュースなんてそれどころではない。
この海老蔵7月復帰を快く思っていない芸能レポーターが井上公造だ。
あれだけ、酒は飲まないといっていたのに、すでに解禁しているようだ。井上公造は酒を「飲むな」とはいわないが、と前置きした後で京都でのらんちき振りに呆れる。
どうやら祇園で泥酔するまで飲んでいたようだ。さすがの贔屓筋も呆れているらしい。
格式があり、秘密も守れる祇園の花街からそんな声が漏れるということは、海老蔵の全然反省していない行動に周囲は呆れている。泥酔して贔屓筋にまで暴言を吐いていたとしたら、贔屓は逃げるだけ。
それは自己責任。
酒を飲むのはいいが、飲み方である。
この前も泥酔して喧嘩になったわけだが、泥酔するような飲み方をすれば、また喧嘩沙汰になる可能性は高い。
今回は祇園という閉鎖的な町なので、守られているが、東京で泥酔するまで飲んでいたら、芸能スキャンダルに飢えている週刊誌や芸能リポーターの格好の餌食となる。
祇園なら店も芸子も口が堅い、という安心からついつい本性が出たのだろうが、海老蔵の酒好きは病的かも知れない。泥酔するまで飲むということは、酒が入ると自制が効かない、ということだ。
酒で失敗して、酒を飲まないと反省したのに、また泥酔するまで飲んでいるから、こいつは悪い、というのが井上公造のスタンス。
歌舞伎役者にも世間の一般常識は必要だが、歌舞伎役者を世間の型にはめ込んでしまういかがなものなんだろう。
人間国宝でもホテルで浮気していて、下半身をさらけ出した写真を撮られるわけだ。
歌舞伎の世界は、女好きの血脈集団、と思えばいい。
海老蔵は女も好きだが酒にも目がない。泥酔して喧嘩して、殴り殺されてもそれが海老蔵の人生と思えばいい。
それは海老蔵本人が選んだ人生なのだから。
人気ブログランキング