日々のニュースから業界ネタまでかきなぐります


by tetorayade

印刷代にも苦慮した末期

創刊は昭和18年。初代社長は衆議院議員。地元の岡山には銅像まで立っている。

最盛期にはビルの5フロアーを占め、黒塗りのハイヤーに社旗をなびかせて取材に向かった、という。繊維メーカーのトップにも簡単に取材できた。

そんな歴史ある業界紙が6億円の負債で倒産した。

日刊紙だった。

新聞社にとって発行することが命だが、印刷屋との信頼関係がこじれ、現金と引き換えに印刷するような状況だった。

印刷代にも苦慮するぐらいだから、社員の給料も遅配が続いた。

広告収入が頼りだが、広告も減った。シロ場で印刷するわけにはいかないので、タダ広告で余白を埋めることも日常化していた。

最後は手形が不渡りとなり、あえなく自己破産。再建はしない。世の中から必要とされなくなったら、その世界から退場するしかない。

職を失った社員は中高年が多い。

せっかく築き上げた財産を引き継ぐべく、再建を夢見る幹部もいるようだが、どんな形で再建するのか興味はある。

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私が以前いたパチンコ雑誌の会社も、今年倒産しました…

いろいろ問題はあったみたいですが…

今思うと、辞めてよかった
Commented by MILK at 2010-11-10 11:33 x
この記事は「日本繊維新聞」の事ですよね。
私も長年繊維業界にいましたので、当時は欠かさず読んでいました。
実際に広告も出したり、私自身取材も受けました。
11日2日のエントリーの会社は、ここだと思ったのですが、やっぱり。
電子新聞も始めた様なので、その冒険が出来るくらいだから、業績は悪くないと思っていました。
しかし電子新聞を始めたきっかけは、本文に書かれている理由だったとはね。

あとは非公開コメントに書きます。



日本の繊維・縫製業界の多くは海外へ流出。
Commented at 2010-11-10 11:37 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 荒木 at 2010-11-10 13:35 x
テレビ局も、新聞社も、倒産ことはしませんが、大リストラというか、規模は減るでしょう、まっ「紙面」の文化がどのくらい残るかどうか、私も「ネット」が主になりましたから、新聞、テレビは見なくなりましたけど・・・
Commented by tetorayade at 2010-11-12 00:19
>だびんちさん
知人もそうでしたが、倒産するまでしがみつく人も少なくないですよね。結局、力があれば船が沈没する前に船から飛び込んで新しい島へ自力で泳ぎ着く。
Commented by tetorayade at 2010-11-12 00:22
>MILKさん
そうでしたか。取材も受けたことがありましたか。色々つながりますね。スポンサーが出てくれば再建もできるにしても、後はネットですね。紙を印刷して発送するだけで莫大なコストがかかる。
Commented by tetorayade at 2010-11-12 00:24
>荒木さん
紙媒体もなくなりはしないけど、時代と共に変化を求められる。どんな形で生き残るのか、皆が模索しているけど、答えが出ない。
by tetorayade | 2010-11-10 09:24 | 社会ネタ | Comments(7)