社民党は普天間問題で筋を通して、連立政権の離脱を決めた。与党を離れ、次の参院選で議席が落ちようとも。
結果は予想通り、改選前の3議席を確保できず、2議席に落ち込んだ。これで影響力のない弱小党に舞い戻った。
社民党が1月に開いた第12回定期全国大会では、参院選で現行の3議席の倍増を目指していた。そのときは連立で成果を挙げてのこと。連立という大前提があった。
与党で蜜の味を知ってしまったのが、辻元清美前副国交大臣だ。
参院選の敗北や福島党首の運営に不満をもったことから、社民党を離党することになった。
辻元議員と福島党首は共に学級委員長タイプ。福島党首は頑なにクラスで決めたルールを守ろうとするのに対して、辻本議員はクラスの意見を聞いて、変化に対応するタイプだろうか。
クラスに学級委員長は1人でいい。
学級委員長が気に入らないから、という理由でよその学校へ転向するようなもの。こんな理由で離党することは政界ではよくあることなのだが、離党後のことはきょうの記者会見で明らかになる。
社民党としては「公認で衆議院に当選しているので、離党は許さない」と重野幹事長はいっているが、自民党を離党した人たちに対しても同じようなことがいわれていた。
今さら新党結党でもあるまいし、前原国交大臣を頼って民主党入りでもするのか?
辻元清美はどこへ行く。
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