この前からしつこいほどに山口百恵のことをネタにしているのは、今年が引退から30年の節目にあるからだ。それで新聞報道にもあるように、山口百恵と同世代の40~50代が高価なアルバムを買っているらしい。青春時代にプレイバックしたいのだろう。
で、昨日は、山口百恵の現在の姿に迫ってしまったが、きょうはお口直し。
歌唱力では実力派の昌子が、水着になる必要もなかったし、モンチッチ頭の昌子の水着姿なんか誰も見たいとは思ってもいなかった。
芸能界では百恵や淳子よりデビューが早く、先輩格になる昌子と同学年ということで付けられたキャッチフレーズが花の中3トリオ。
トリオなら取材も3人だが、こういう水着シーンにはなぜか、2人。
腹をくくったような表情の百恵に対して、淳子の怯えるような眼差し。2人にとっては屈辱的なスクール水着での撮影ということは、彼女らのヘアースタイルから察するに、まだデビュー間もないころ。ということは中3のころ。
歌で言うならば、百恵は「青い果実」、「禁じられた遊び」。
淳子は「私の青い鳥」、「天使の初恋」あたりの頃か。
当時の持ち歌のイメージがスクール水着にさせられた2人の表情に表れている。
ハワイの海というイメージはないが、これがハワイなら篠山紀信の撮影ということになる。中3の2月にハワイで淳子と水着の撮影に行った、という記録が残っている。
こうしてみると、百恵は基本的にはスタイルはあまりよくない。典型的な昔の日本人体型。本人もデビュー当時はダイコン足にミニスカートを履かせられことを嫌がっていた。
そういう意味でも貴重な写真だ。
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