史上最低の視聴率でスタートしたNHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」がジワジワ視聴率を上げている、という。
何度か観たことはあるが、固定ファンにはなれないでいる。
これは朝の連ドラの中でも実在のモデルが健在、という非常に珍しいケースで、地元島根の親戚関係はたまらないはずだ。そんなことがNHKの「鶴瓶の家族に乾杯」で分かった。
鶴瓶は嫌いなので観ることもなかったが、月曜日は面白い番組がないので、ついつい見入ってしまう。
今回はゲゲゲの女房に出演している、水木しげる役の向井理が島根県安来市を訪ねる。そして、妻である布枝さんの実家である酒屋へ。そこには、ドラマにも出てきた布枝さんの兄家族が登場する。
ドラマの舞台にもなっている実家は、忠実に再現しているようで、スタジオのセットとサイズはピッタリ、と向井。
結婚式でオナラをするシーンや見合いの席で、圧力式ストーブに着火するシーンは、実話に基づいたものだ、という。
さらに、水木しげるの散歩道などを布枝さんの兄家族と共に歩く。
番宣を兼ねているので、前半はこういうシーンがふんだんに盛り込まれた。
若い女性は向井を見てすぐに分かるが、年寄りは向井を見てもそれが、誰なのかさっぱり分からない。ドラマではメガネをかけていることもあるが、気づかない。
少なくとも地元島根でゲゲゲの女房を観ていなかった人は、鶴瓶の影響でちょっとはチャンネルを合わせるようになるかも知れない。
NHKも視聴率を上げるためには、こうして他番組とタイアップするようになったんだな。
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