熱狂的かきなぐりプレスファンはいるもので、常にブログネタを考えてくれている、という。
それがこの写真。
見慣れた世界地図が逆さまになっているが、よく、文字を見ると逆さまにはなっていない。
これはオーストラリア土産の地図なので、オーストラリアへ行ったことのある人なら、見覚えのある地図だろうが、現物を見たのは初めて。
初めてだから自分的にもブログネタになる。
北半球に住んでいる人の常識と南半球に住んでいる人の常識の違いが、この地図からはっきり伺える。
オーストラリア人から見た日本の形がこれだ。
われわれからすると違和感だらけ。
ここで注目すべきは、Sea of Japanの表記の下に(East Sea)があること。
これは日本海という呼称を嫌う韓国が主張しているEast Seaの併記を受け入れた地図であることが分かる。
1枚の地図からすでに2つもネタが拾えた。
同じ地球でも物差しが違うとこんなことになるわけで、兄弟だって喧嘩するのに、世界が平和になるわけがないことをこの1枚の地図が教えてくれる。
もう一つ、日本は「極東」と呼ばれるが、世界地図は自国を中心に描くので、ヨーロッパから見れば日本は極東だろうが、それはスペインやイギリスが覇権争いをしていた時代の名残りともいえる。
1枚の逆さ地図でこんなに行数を稼げるとは思ってもみなかった。
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