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by tetorayade

米公聴会で豊田社長は飢えたライオンの餌食になるのか?

訴訟社会のアメリカではたとえ自分が悪くても絶対に謝ったりしない。

謝った時点で自分の非を認めたことなり、その後には多額の損害賠償が待っている。

それとは対照的にムラ社会の日本は、和を乱すと村八分になったりするために、すぐに謝ってしまうのが日本の伝統文化だった。

欧米化ですぐに謝ったりはしなくなったが、リコール問題でアメリカの公聴会へ出席することになったトヨタの豊田章男社長。

腹を空かしたライオンの檻に小鹿を放つようなもの。

アメリカの公聴会のえげつなさを乗り切るために、どういう作戦を立てているのかは知る由もない。

トヨタ生産方式の品質管理を懇々と説明して、それに対するアメリカ製のフロアマットやアクセルペダルの品質が劣っていたことを証明しても、それを見抜けなかったトヨタ側に責任がある。

アメリカにすれば、GMを破綻に追いやった原因の一つがトヨタの躍進でもある。

アメリカ人の感情からすれば、トヨタ憎し。その鬱憤を晴らす場が公聴会であるとすれば、日本流の謝罪で入れば、集中砲火を浴びるのは火を見るより明らか。

この公聴会を「アメリカ人の怠慢が招いた結果」なんて結論を引き出して乗り切れば、創業家の社長として代々語り継がれていくことになるが、下手をすれば辞任に追い込まれる。

その昔、月曜日に生産されたアメ車は買うな、という格言があった。休み明けでボ~としながら作っているので不良品が多かった、ということのよう。

豊田社長が公聴会をどう乗り切るのか。バンクーバーオリンピック以上に俄然興味がわいてきた。

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Commented by バッキー at 2010-02-23 12:47 x
ここ最近のトヨタバッシングをみると、どうしても政治的なニオイを感じてしまいますね。
トヨタ、豊富な資金でロビー活動や訴訟リスクへの対応は、充分に行っていたと思っていましたが・・・
出る杭は叩かれる、どの国に行っても同じようです。
Commented by MILK at 2010-02-23 22:37 x
アメリカの公聴会は自国企業に付いても厳しいですから、今回のトヨタはそれ以上の覚悟が必要ですよ。
日本では放映されてませんが、GMなどのCEOに対して、自家用ジェットで来た、と激怒してたのが日本でも有名ですが、経営破綻寸前のGMのCEOには頭ごなしに質問してタジタジにしてますからね。
日本の国会招致とは次元が全く違います。
豊田社長はその空気にのみ込まれる可能性があります。鳩山総理と同じ匂いがする、のんきな社長に見えますが、ここがイメチェンの大舞台ですから健闘して欲しい。
Commented by tetorayade at 2010-02-23 23:56
>バッキーさん
世界一は叩かれる好材料。目立つことは非常にリスクです。そういう意味でも2番手主義というやりかたもありなのか、と。
どう乗り切るのか見ものですが、騒いでいる議員が一人でそれもGMに関わりのある議員。まさに政治ショーです。
Commented by tetorayade at 2010-02-23 23:59
>MILKさん
確かに。喜んで行かせていただきます的コメントにお坊ちゃまを感じました。懐刀がこの社長をどうサポートしていくのか。見ものです。
自国にも厳しいという意味では、アメリカ人に公平な目を持つことを望みます。アメリカの真の正義を見せて欲しいものです。
by tetorayade | 2010-02-23 10:04 | 社会ネタ | Comments(4)