日々のニュースから業界ネタまでかきなぐります


by tetorayade

赤字空港の陰に運輸政策研究機構あり

朝ズバッ!でみのもんたが朝からヒートアップしている。

怒りの矛先は運輸政策研究機構だった。

新しい飛行場を作りたいとか、新しい路線を作りたい=公共事業が欲しい人たちのために、長年にわたって都合のいい需要予測を書いてくれているのが、財団法人運輸政策研究機構だ。

国土交通省の外郭団体で会長は元国土交通審議官。典型的な官僚の天下り先機関。公共事業が欲しい人たちの御用聞きを務めている。

ここに需要予測を依頼すれば、意に沿った大甘な“学術的調査”資料を書いてくれる。

その需要予測に基づいて大抵のことなら、建設にGOサインが出る。

ちなみに、財団の目的は次のように書かれている。

運輸政策研究機構は、交通運輸に関する総合的な研究および調査を実施し、交通運輸全般にわたる政策の評価および提言を行い、これにより交通運輸に関する政策の策定に資するとともに、国民生活の質的向上、魅力ある地域社会の創出、産業経済の発展および国際的な共生の推進に貢献することを目的とする財団法人です。

来年開港する茨城空港については、建設にGOサインを出すために年間80万人の需要予測をたたき出している。

直近の予測では年間11万人、というからいかに現実離れした需要予測であったかが分かる。

全国に必要でもない赤字空港が次々と開港した背景には、運輸政策研究機構の存在があった、ということである。

これが自民党政権時代の無駄の構図の元凶でもある。

最初から公共事業ありき。

そのためには、大甘な需要予測のお墨付きが必要。

しかも、無駄な公共事業を後押ししてきた責任を取るでもなし。

需要予測は外れてばっかし。

これが民間会社なら遠の昔に消滅している。

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Commented by enutea at 2009-12-21 19:20 x
地方空港建設ラッシュ=補助金
の構図だったと記憶してますが?あれっ?違いました?

で、空港の稼働率向上のために
「一番近い海外」の韓国へチャーター便を飛ばし
「我が県にも国際線が就航してます!」とアピールしてたら

前原国土交通大臣が、隣国のハブ空港に手を貸すなどまかりならん!と

「屋根に登ってハシゴを外された」状態なのが、地方空港を抱えた自治体の実態だと思いますよ。

九州では、東京一極集中の経済に危機感を抱き
東アジア経済にシフトしたいという思惑もありましたから
羽田ハブ空港化なんて今更時期が遅すぎると思います。
あんな地方自治体を困惑させる考えなんて大失策ですよ。
Commented by tetorayade at 2009-12-21 22:29
>enuteaさん
建設ラッシュについては皮肉ったつもりですから、あまり深く考えないでください。
韓国のインチョン国際空港のハブ化に協力しているのが、地方空港になっているのも皮肉な話。
地方にすれば成田経由より便利なんだから仕方ない。
Commented by とも at 2009-12-22 19:35 x
そういう団体があるんですね~。知りませんでした。

80万人と言っていたのが11万人だなんて、視聴率80%取れますよ!と言って実際は11%だった、ぐらいのバカバカしさでしょうか?
Commented by tetorayade at 2009-12-23 00:24
>ともさん
私もテレビで知ったばかりですが、この手の税金を無駄遣いする独立行政法人がいっぱいいるんでしょうね。
ちなみに調査費は3000万円ほどのようです。
by tetorayade | 2009-12-21 09:23 | 社会ネタ | Comments(4)