新聞で宇治の平等院鳳凰堂がライトアップ拝観をやっているのを知ったのはきのう。これは撮影に行かねばと三脚持参で意気揚々と乗り込む。
ライトアップ拝観は夕方6時から8時半まで。
現地到着は5時過ぎ。ライトアップ拝観専用の入り口が設けられ、すでに長蛇の列。最後尾に並ぶと係員から「三脚の使用はお控えください」。
一脚もダメ。
行列はどんどん増える。
開門までに数百人が並んだ。三脚禁止の意味が分かってきた。
手持ちでしか撮影できない。
600円の拝観料を払って正面のベストポジションから撮影したのがこれ。
微妙にぶれている。
開門直前の6時過ぎなので何とか薄暮に間に合った。
人が少ない左サイドから三角コーンの上にカメラを固定して撮影してみる。
シャッタースピードは1秒なので、これでも厳しい。やはり微妙にぶれている。
時間の経過とともにバックの空がどんどん漆黒になっていく。
写真で観るのと現物は大違いで、現物にはいささかがっかりさせられた。
名物にうまいものない、と一緒の感覚。
しかし、神は三脚を見捨てなかった。
京都・宇治灯り絵巻イベントが行われており、やっと三脚の出番がきた。
メインはこっちで、その一環で鳳凰堂もライトアップされていたようだ。
100カット以上撮影したが、平等院の手持ちは、やはりぶれがひどい。気持ちが治まらないので、外から三脚で撮影したが、木立が邪魔する。
高感度撮影するとノイズが出てくるので、400で抑えたが夜景を手持ち撮影するのは、リコーの守備範囲ではないようだ。
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