下馬評では東京が選ばれる確率は3割程度しかなかったようだが、その通りの結果になった。
2016年の夏季オリンピックは、ぶっちぎりで南米初のリオデジャネイロにきまった。
急きょ、鳩山総理がゴールドの勝負ネクタイでコペンハーゲンに飛んで、環境問題を訴えたがその効果もなかった。
シカゴにしても地元出身のオバマ大統領がアピールしたが、1回戦敗退となった。
日本の秘策は15歳の体操少女。
彼女のスピーチで東京に決まっていたなら、今頃は時の人となっていただろうが、IOCはそんなに甘くはなかった。
東京に決まらなかった理由の一つに、国民の悲願という情熱を伝えることができなかったこと。
そもそも招致する東京にしても、盛り上がっているのは石原都知事だけで、周辺は覚めていた、という。
そんなところからも一体感を演出することができなかったのかもしれない。
ま、普通に考えたら、まだ一度もオリンピックが開催されていない南米に投票するだろう。
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