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by tetorayade

くいだおれ太郎は帰ってきたが…

道頓堀の「中座くいだおれビル」が7月19日グランドオープンした。テープカットには橋下大阪府知事、平松大阪市長も駆けつけ、道頓堀復活の起爆剤としてエールを贈った。

民間のビルにナゼ知事や市長がわざわざ駆けつけたのか疑問だが、それはやはりくいだおれ太郎の存在が大きいように思う。

道頓堀のシンボルだったくいだおれ太郎が、約1年ぶりに、この場所で再び太鼓を叩くようになった。ビルのグランドオープンを祝うというより、くいだおれ太郎の復活という名目があったから、知事や市長が訪れたものと思われる。

このビルの前身はアルゼ道頓堀ビルだった。

地下1階~地上2階までパチンコ店がキーテナントで、2~5階には飲食店がテナントで入っていた。パチンコ店は10年契約を結んでいたが、わずか1年余りで撤退。その後も規模を縮小して違うパチンコ店が入ったが長続きはしなかった。

それに伴い、飲食店街も閑古鳥が鳴き、テナントの撤退が相次ぎ、ビル自体が売却されることとなる。

リニューアルした「中座くいだおれビル」は、もともとあった中座に、くいだおれの名称を使わせてもらってプロデュースしたのがソルト・コンソーシアム。この会社は道頓堀極楽商店街をプロデュースした実績がある。

道頓堀極楽商店街もアルゼ道頓堀ビルとほぼ同時期にオープンしたが、今年の3月末で閉館に追い込まれている。親会社のサミーの業績不振から不採算店の閉鎖が決まった。

館内は大正から昭和初期の町並みを再現。ミュージカルも上演する複合飲食店。入場料を取っていた、ということは観光客をターゲットにしていたものと思われる。

最後の1カ月ぐらいは無料で入れたが、それでも閑散としていた。

「中座くいだおれビル」の看板となったくいだおれ太郎は写真撮影用に集客力を発揮することだろう。その余力を買って1階は、入りやすいたこ焼きなどのB級グルメのフードコートとしている。

ただ、上の階のテナントのリピーターは厳しい、と予想する。店が新しく変わったがアルゼ時代となんら変哲がない。

賑わうのは安さを売りにする地下にある全国チェーンのサイゼリアぐらいか?

くいだおれ太郎は帰ってきたが、中座くいだおれビルは長続きしない、と読んだ。太郎のレンタル期間終了と同時に…

そもそも本家くいだおれは、太郎を看板息子にしながらも集客や売り上げアップにはつながらなかった。観光客は写真を撮って終わり。

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Commented by musical-cats at 2009-07-21 10:52
人気が出ても、本業の味が、ずば抜けていたら、そんなのは関係なしで集客できますよね。
本業が時代の流れについて行けないでいたのでしょうかね。
東京人からしたら、観光に行けば写真は撮るけれど、それまでです。あれが原宿にあったと家庭したら、地方からの修学旅行生徒は喜ぶけれど、地元東京民の若い人ならどうでしょうかね。年寄りの多い刺抜き地蔵尊や、浅草ならまだ受ける。
つまり、地元民を相手に基盤を強化しなくてはならないのに、その戦略が出来ていないのがこのケース。能力のある太郎くんを活かせてない。そんな会社や上司は世の中多くないですか?それと同じに見えます。だから太郎君が人間なら、きっと転職してますよ。
Commented by tetorayade at 2009-07-21 22:50
>musical-catsさん
くいだおれは本業を廃業して、太郎のキャラクタービジネスに活路を見出している。ま、女将の息子が主にやっているのかも知れませんが、なんか寂しいですね。
Commented by タロウ at 2009-07-24 15:26 x
「道頓堀のくいだァおォれ~」というコマーシャルソングが流れなくなってどれ位経つのでしょうか。気がつけば、いづもやのコマーシャルもなくなり、あの耳から離れないメロディーのパルナスも消え、ハナテン中古車センターもあまり耳にすることがなくなりなんとなくさみしい今日この頃です。
Commented by tetorayade at 2009-07-24 23:32
>タロウさん
いづも屋はうなぎ弁当で食中毒を起こして、業務停止処分を受けましたね。
今はタケモトピアノ1色ですね。
ピアノ売ってちょ~だい。
by tetorayade | 2009-07-20 09:59 | 社会ネタ | Comments(4)