一部の週刊誌では北朝鮮の核実験実施日は8月15日、との憶測が流れていた。
8月15日は日本にとっては終戦記念日だが、支配されていた朝鮮にとっては開放記念日で、めでたいこの日に核実験を行うというのも頷ける話だった。
ところが、世界中が新型インフルエンザで右往左往している間隙を縫って、何の前触れもなく核実験を決行した。
北朝鮮には時間がない。そんな焦りが伝わってくる。
脳梗塞から奇跡的に回復しながらも、やせ細った老体を人民の前にさらけ出した金正日総書記。これは人民に対して最期が迫っていることを伝えるもので、その日の覚悟を促すものでもある。
6カ国協議では時間がない。
そのためにアメリカと差しで話し合うために4月にはテポドン2を発射。それでも反応がないとみるや最後の手段に打って出た。
金正日が生前中に交渉したい北朝鮮には時間がないが、他国にはたっぷり時間がある。ここは北朝鮮のペースに乗らないことだ。
今回も日本は北朝鮮の経済制裁強化を実施する。
北朝鮮がミサイルを発射するたびに、北朝鮮籍を韓国籍に変更する人が増えている、という。それは北朝鮮籍では日本で商売することが難しくなるからの措置。
それでも国籍を変えないのは家族、親戚がまだ北朝鮮に残っているケース。弟や妹は韓国籍に変えても長男だけは、家族に会いに行くために国籍を変えられないこともある。
テポドン2発射n時は事前告知されていたため、テレビは特番で大騒ぎした。
そのときは土曜日だったのでリアルタイムで見られたが、今回はどうだったんだろう。
人気ランキング