前回は18-2で楽勝だった中国戦から始まったWBCのアジア予選。初戦の相手は波に乗るために中国相手に楽勝かと思いきや、これがどうしようにもならないぐらい打線がつながらない。
4-0で勝ったものの、絶えず重苦しい雰囲気の中で試合が進んだ。
勝つには勝ったものの、福留、城島、岩村、イチローと続くメジャーリーグ打線につながりもなくチームリーダーのイチローは5打数ノーヒット。
アナウンサーがひときわイチローのヒットにこだわるので、イチローにヒットが出ないと余計に重苦しい雰囲気にさせる。
ヒット数は日本も中国も5本。
3年前の中国と違ってマイナーリーグながらアメリカで野球をやっている中国人選手が増えたことが、18-2から4-0になった理由か。ま、野球後進国の中国も急速にレベルアップしてきている、ということ。
日本の打線が湿った理由は、それだけ中国のピッチャーがうまくなった。
新聞によってはこの4-0を快勝と書いているが、アナウンサー付きで試合を見ていると、メジャーリーグ打線が福留は4四球、城島は4打数ノーヒット、1四球、岩村は4打数ノーヒット。
4番の村田が2ランで役目を果たしたものの、メジャーリーガーの活躍がなかったことが4-0の勝ちを素直に喜べない要因でもある。
ところで、中国のコリンズ監督はこのアジア予選でシルクと密会しているのだろうか?
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