パナソニックが1万5000人削減と27箇所の工場を閉鎖する、というニュースの一方で日本マクドナルドが過去最高売り上げとなる5000億円を突破だ、という。
外食産業も総崩れする中での独り勝ちのようだ。
低価格競争から一転、値上げに走ったり迷走時期を乗り越えての、過去最高売り上げだ。それだけ、日本のサラリーマンの昼飯が麻生首相風にいえば「さもしい」状況になっている裏返しではないだろうか。
逆な見方をすれば、不況だから昼飯代を節約するためにハンバーガーで済ませる人が増えた、ということで“不況様々景気”なのかも知れない。
過去最高売り上げと利益を出したことは一見明るいニュースと思いがちだが、これは悲しむべきニュースである。
食育ということばがあるように、子供のころからマクドで育つと顎の発育不足が懸念される。ハンバーガーもポテトも柔らかいので咀嚼能力が発達しない。
さらに幼少期の食べ物の記憶は脳に刷り込まれ、大人になってもあの看板をみただけで反射的に食べたくなる?
マクドといえば、最近は大阪でクォーターパウンダーの長蛇の列が実はアルバイトを使ったサクラだったことが発覚したばかり。
そのクォーターパウンダーが店舗限定だが、明日6日から正式発売されるようだ。
で、この過去最高売り上げがこの時の騒動のように水増しでなければいいのだが。
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