地元には常々うまいラーメン屋がない、と思っていた。
唐突に息子がつけ麺のうまいラーメン屋がある、という。店名を手がかりにつけ麺と地元の名前を入れて検索してみると出てきた。
家からかなり離れているが自転車で行けない距離ではないので、2人してひるめしがてら出かける。
到着したのは昼前だったがすでに店外には行列ができている。
家族連れが多い。列は少ないがなかなか店内に入れない。おかげで張り出されているポップをゆっくり読むことができた。
地元のケーブルテレビの取材を手始めに雑誌、さらには吉本芸人のシャンプーハットまでがテレビ番組で取材にきている。
非常に濃厚なとんこつが売りのようで期待感が高まる。
注文したのは一番人気の「てっぺいラーメン」で、息子はつけ麺。
麺の固さは「バリカタ」をチョイス。
店内はカウンターとテーブルが3つ。20人も入れない。そんな狭い店内で従業員は4人。ラーメンを作っているのは2人の女性。男性2人は研修中の名札。
女性が作っているので非常に丁寧な盛り付けで出てきた。
スープはちょっとどろっとして確かに濃厚な味わい。博多のとんこつとはちょっと違う。天下一品ほどひつこくもない。
バリカタを注文したのに麺はすっかり普通になっている。
辛し高菜としょうがを入れて味をオリジナルにしてみる。
一方のつけ麺はこんな具合。
つけ麺はここ最近食べ始めたが、どうもなじめない。
麺は水で〆ているので冷い。暖かいスープと冷たい麺の取り合わせに違和感がある。
息子は初めてのつけ麺だったが、ラーメンと食べ比べ後悔していた。
替え玉は100円と良心的値段。
またバリカタを注文。今度は注文して1分以内に出てきたので確かにバリカタだった。替え玉を食べ、スープを飲み干したときにてっぺいラーメンのファンになっていた。
「こんにちは」「ようこそ」
ファミレスのようなあいさつ、帰り際に子供には駄菓子をくれる。こんなところから小さい子供連れが多いわけか。
人気ランキング